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2010年12月 5日 (日)

馬籠と大磯

Photo_2 島崎藤村の墓(永昌寺)

    島崎藤村(1872-1943)は長野県木曽郡馬籠の生まれである。永昌寺には藤村と一族の墓がある。しかし墓は大磯の地福寺にもある。遺骨は大磯に納められ、永昌寺には遺髪のみを葬られたという。なぜ大磯を選んだかは謎とされている。昭和16年2月28日付けの妻へ宛てた手紙の中で「昨日午後、志ぎ立沢まで歩き、久しぶりで好い散歩をしました」とある。2月25日に初めて大磯の家を見つけて、ここでの生活が始まった。昭和18年8月22日に亡くなっているから、わずか1年半ばかりの大磯での生活だった。

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