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2010年12月17日 (金)

イエス・キリストの生い立ち

    「イエス」とは、ヨシュアというへブル語名のギリシヤ語の形で、「主は救い」を意味している。これは、マリヤから生まれてくる男の子の名を「イエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」(マタイ)という主の使いによって与えられた解釈と合致している。

    「キリスト」とは、へブル語の「メシヤ」のギリシヤ語訳で、「油注がれた者」という意味である。旧約時代においては、神は人を特定の聖職に召された時、その任務を遂行するために必要な御霊と力を授けられたことの象徴として、油を注いで任職した。一方、イスラエルの民は、その歴史を通じて王、祭司、預言者の職を一身に兼ね備えた救い主を待望してきた。こうしたことを背景にして、「メシヤ」は神によって立てられた救い主に対する術語として用いられるようになった。復活後の使徒教会において、メシヤのギリシヤ語訳である「キリスト」はイエスに対する呼び名として広く用いられるようになった。

    イエスの生い立ちについて、特にマタイとルカの福音書が伝えている。マタイはどちらかというとヨセフの立場から描いており、ルカはマリアの立場から描いている。しかし、二つの福音書の記述には一致点も多く見られる。イエスがベツレヘムで生まれたこと、ヨセフの許婚者であったマリアより生まれたこと、ダビデの家系であること。そして特に注目すべきことは、マリアがまだ処女であった時に、イエスは聖霊によって宿り、神の御子として生まれたという事実を一致して伝えていることである。

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