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2010年12月17日 (金)

イエスの裁判

    ゲッセマネで捕らえられたイエスは、大祭司カヤパのところに連れて行かれ、彼に死刑を宣告する目的で急遽召集された最高法院サンヘドリンの裁判にかけられた。その場で多くの偽証者たちが、イエスに不利な申し立てをしたが、どれも有罪の決め手にはならず、イエス自身は何をいわれても押し黙ったままでいた。だが最後に、大祭司があなたは神の子キリストなのかどうか」と尋ねると、イエスは答えていった。「あなたの言うとおりだ。あなたがたは間もなく、人の子が力ある者の右に座し、天の雲に乗っているのを見るであろう」

    自分をはっきり神の子と認めたこの返答によって、イエスの死刑は決定され、人びとは顔に唾をかけたり、目隠しをしておいて殴り、「キリストなら、打ったのが誰が当ててみよ」といったりして、彼を辱めた。そして夜が明けると、ローマ官憲の手で死刑を執行してもらうため、イエスを縛って、イエスを縛って引き立てて、総督ピラトの前に連れて行った。

    ピラトの尋問に答えてイエスは、ユダヤ人の王と自称していることは認めたが、そのほかは不利な証言をされても一言も口をきかず、ピラトには、イエスは明らかに無罪だと思われた。そこで彼は、毎年過越の祭りに囚人をひとり特赦する慣例を利用してイエスを釈放しようとし、特赦の要求をしにやっていた群衆に「おまえたちは、ユダヤ人の王を許してもらいたいか」と尋ねた。しかし、祭司長らに煽動された群衆は、暴動と殺人の罪で投獄されていたバラバという男の赦免と、イエスの処刑を要求し、「バラバを許せ。その人を十字架につけよ」と叫びたてた。その猛烈な勢いを見たピラトは、水で手を洗って見せて、「この人の血について、私には責任がない」と宣言した。すると群衆は声をそろえて「その責任は我々と我々の子孫の上にかかってもよい」と叫んだので、ピラトはついに、イエスを処刑するため、兵士たちに引渡した。

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