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2010年12月20日 (月)

恐怖の有名税

    いま日本で一番多く有名税を支払っている人は歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵だろう。もちろん有名税というものが実際に金額として数字で示せるわけではない。だがある事件を契機としてマスコミなどの注目を浴びて、それによってプライバシーが阻害され、社会的信用を失い、CM契約が無くなり、イメージとしてのマイナス要因が生じているのが事実である。現時点では海老蔵は暴行を受けたという被害者であるにもかかわらず、謝罪と反省の日々を過ごしている。身から出た錆とはいえ、あまりに高い有名税である。有名税による一番高い代償を支払った人は元イギリス皇太子妃ダイアナであろう。結婚、離婚、そして衝撃の交通事故死。パパラッチによるストーカー的な行為によってかけがえのない命という途方もなく高い税を払わされた被害者である。

   有名税の起源は明らかではないが、明治になって新聞が発行されるようになると、政治家や小説家の名声を慕って、来訪し、弟子にさせろといったり、迷惑行為をされることが出るようになった。「有名税」の言葉そのものは比較的新しく、1991年以前の広辞苑には無いが最新版には収録されている。

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