後宇多天皇と元寇
蒙古襲来の時の天皇は誰か?調べると後宇多天皇(在位1274~1284)。ところがまだ文永の役のときが7歳、弘安の役のときが14歳で、実際は父の亀山上皇の院政時代である。後宇多天皇は亀山天皇の第2皇子で、母は洞院実雄の娘京極院佶子。誕生の翌年、持明院統の後深草上皇の2皇子をさしおいて立太子、7歳で即位した。在位14年で後深草天皇の第1皇子、伏見天皇に位を譲った。両統迭立時代で、後二条天皇と後醍醐天皇を即位させ、1301年から1324年まで大覚寺で院政をとったので、この系統を大覚寺統という。享年58歳。後醍醐天皇はその次男。
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