オランダとイラク
オランダの面積は4.2万k㎡、人口1640万人。イラクの面積はオランダの10倍、43.8万k㎡、人口3030万人である。一見すると両国の共通点はみあたらない。実は両国とも「低地」という同じ意味の国名である。オランダは15世紀初頭、マース河口部の干拓地の地名にすぎなかったが、少し北にあるロッテルダム北方の低地に転用された。これがホラント地方の由来であり、1581年、ネーデルランド連邦共和国を樹立した。しかし新共和国は、ホラント(低い土地)と俗称されることが多かった。イラクは7世紀にアラブ人が侵入したが、この地を「アラビア低地」と呼んだ。現在の国名イラクは、このイラク(低地)を国号としたものである。
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