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2010年10月23日 (土)

業者との癒着を断つには

    市民が知らないところで、地方行政は今とんでもないことになっている。国政に関してはジャーナリズムの指弾は強い。ところが地方行政は新聞記者削減などで独自取材は少なく、行政からのプレスに頼るだけの紙面構成がめだつ。これでは真相はわからない。公務員の収賄事件がなくならないのはなせか。これを個人のモラルの問題だけと捉えるべきではない。行政の構造的なものからくる悪弊が一因である。業者は安定的な収益を得るため、何年間も受注をえたいと考える。担当課長と親しくなるためいろいろ工作を図る。図書館で最も大きい経費はコンピュータ・システムの委託料である。機器はリース契約が一般的であろうが、分館システムのある図書館では年間数千万円になる。5年間契約でも、継続更新すれば10年間で億単位の仕事である。ところがコンピュータというもの一度、納入すればなかなか現場は変更したがらないのが常である。機種が違えば細かいところで操作法が変わる。最近は正規職員だけでなく、アルバイト、委託業者、ボランティアも端末操作をするので、第一歩から説明しなければならない。しかしそれでも同業者が継続することの弊害は大きい。ユーザー会などと称して親睦をはかってくる。職場外で業者との接触は断っているので自分は出席しないことにしていた。目的は館長はじめ有力館員への抱きこみ戦術である。自分はユーザー会にはでないので当然、職場内で干された状態となってしまう。契約切れの時期になると機種選定の書類作成がはじまる。いまでは外部の職員を交えた選定委員会が行われている。もし図書館内部が推薦する機種と違うメーカーがとれば、職場内部からは不平の声がおこるだろう。それでもいい、と思っている。5年ごとに変更することメリットは大きい。現在の技術ではシステム移行はどのメーカーでも可能のはずだ。むしろ業者との癒着を断ち切ることが大切なのだ。いまの図書館はコンピューター会社とマーク会社の奴隷になっている。

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