最後に笑うのは誰れだ
巨人がファイナルステージの進出を決めた。阪神とは最後まで紙一重の勝負だった。ポイントは三つ。①シーズン不調の亀井を起用②第二戦の先発に内海ではなく朝井を起用③守護神クルーンをクローザーに使わなかった、これらすべて原監督の采配が的中したわけではない。ただ思い切った奇策を原は選んだのに対して、阪神の真弓は正攻法だった。選手に緊張感と堅さが裏目となり、大事なところで失策がでた。巨人は敵地の甲子園にもかかわらず、のびのびとしており功プレーがでた。勝利の女神がただ巨人に微笑んだだけかもしれない。高橋由伸のホームランが流れを大きく変えた試合だった。
最終ステージ(6試合)には中日に1勝のアドバンテージがあり、中日有利は動かない。ただ短期決戦はシーズンとは違う。クライマックス・シリーズを導入をしてからシーズン3位の球団が日本一になったことはおろか、日本シリーズに進出した例は一度もない。もし巨人が日本一になればCS制度の批判として、「3位チームが日本一」という矛盾が論議になりそうだ。一度死んだ巨人だが奇蹟を起こすことができるか、新たな興味がでてきた。
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