セカンド・ラブ
「恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ 伝えたい♪」だが何度恋をしてもいつもふられるのも人生。イギリスの諺には「Third time lucky.(三度目はうまくいく)」がある。中国にも「孟母三遷」がある。ダンテの「神曲」も詩人ウェルギリウスに連れられて、地獄、煉獄、そして天国へと旅する。バニヤンの「天路歴程」も壊滅の町、虚栄の市、天の都へと至る。三番目が最高とするのが古人の教えである。だがモームの小説「人間の絆」のフィリップは画家のファニー・プライス、悪女のミルドレッド、作家のノーラと関係するがうまくいかず、結局、4番目の17歳の娘サリーと結ばれる。女性遍歴は数多いほうがよいようだ。
« ミイラが訴える、果てしなく続く東京砂漠 | トップページ | 戦国英雄の信仰生活 »
「恋愛」カテゴリの記事
- パリ、青いスカートの女(2015.01.07)
- 芸能人同士の結婚(2024.12.03)
- 男だけのフィーリング・カップル(2014.10.07)
- キッスは奈良時代からあった(2016.04.27)
- ラテン式「愛とセックス」観を学ぶ(2014.07.11)
コメント