無料ブログはココログ

« テレビ草創期から現在も活躍するスターたち | トップページ | 名ばかり高齢者はどれくらいいるのだろうか? »

2010年8月 2日 (月)

テラビシアにかける橋

   ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)は学校にはスクールバスで通う片田舎にすむ小学生。ちょっと気が弱くていじめられている。ジェスの隣に引っ越してきた転校生レスリー(アナソフィア・ロブ)は髪の短い元気な女の子。だが少し風変わりだ。かけっこしても男子より速い。ジェスはレスリーに秘密の森に案内される。そこにはテラビシアという王国がある。だが現実はレスリーは川で溺れ死ぬ。原作はキャサリン・パターソンの児童文学。神を信じないレスリーは地獄に落ちた、という話もあり、いかにもアメリカらしい。ともかくこの映画はアナソフィア・ロブのキュートな魅力につきる。将来、どのような女優になっていくのだろうか。神木隆之介・福田麻由子の「リトルDJ 小さな恋の物語」と比較したくなる。ティーンの友情、あるいは初恋をどちらも描いているが、両者は全くちがう。ドラマには新しいモノはない。出会い、友情、別れ。全てこのパターンの微調整でしかない。でも2つの作品はなぜこんなに違うのだろうか。「テラビシアにかける橋」には夢や希望がある。「リトルDJ」のように大人の純愛物を子どもに移し変えただけのようなストーリーに目新しさが感じられない。「小さな恋のメロディー」にも無邪気にトロッコなどで遊ぶシーンがある。自然でまだ無邪気ななかから新しい自分を発見する、それがティーン映画の醍醐味だろう。

« テレビ草創期から現在も活躍するスターたち | トップページ | 名ばかり高齢者はどれくらいいるのだろうか? »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« テレビ草創期から現在も活躍するスターたち | トップページ | 名ばかり高齢者はどれくらいいるのだろうか? »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31