戦国英雄の信仰生活
上杉謙信は幼いとき禅寺にあずけられたこともあり信仰心が深い。とりわけ毘沙門天を生涯深く信仰した。武田信玄も禅宗、天台宗、真言宗など諸宗わけへだてなく篤く敬っている。織田信長・豊臣秀吉の人となりは謙信・信玄とは大きく異なるようである。当時、比叡山や高野山は一大武装勢力になっていた。延暦寺、金剛峰寺、石山本願寺など焼き討ちにし、男女数千人を殺戮している。また全国にいた高野聖を惨殺した。信長は仏罰や祟りは信じなかったが、神や祈祷、祝詞は信じていた。神社に戦勝祈願もしている。戦国時代、卜占・筮竹を信じるのは普通だった。
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