カルヴィンかカルヴァンか?
山川出版社の古い教科書(1982年)では「カルヴィン」とあるが、最近の本ではだいたい「カルヴァン」となっているようである。
フランスの宗教改革者 ジャン・カルヴァン Jean Calvin (1509-1564)。初め法律を学び人文主義者として出発したが、1531年パリ大学に学んだ頃に回心。改革派へ荷担したため追われてバーゼルに逃れ、1536年「キリスト教綱領」を出版する。スイスを中心にカルヴァン派を形成。英語読みではカルヴィン、フランス読みではカルヴァンとなる。この場合は、カルヴァンがよいだろう。
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