平成の関ヶ原
今朝の朝日新聞には、民主党代表選をめぐる駆け引きの中で、「脱小沢」路線の転換の証として、菅首相は最高顧問会議のポストを用意したが、小沢はこれを拒絶したという記事がある。首相は鳩山に「小沢は最高権力者でないと納得しない。個別のポストを与えてすむ話ではない」と、話したとある。菅と小沢とは、小政党と自民党田中派出身という経歴からくる際立った違いがある。菅vs.小沢の対決は、昭和47年7月の田中vs.福田の自民党総裁選を思い起こさせるものがある。だがあの頃の角栄には今太閤と呼ばれた庶民的な人気があった。政治とカネの問題にけじめをつけていない小沢が勝利したとして、民意を問うことをするのだろうか。自民党の一部との連立の構想もあるという。政治の先は読めない。先週、サンデー・モーニングのコメンテーター浅井信雄が小沢出馬予想をしたのに対して、岸井成格は「小沢の出馬は有り得ない」と断言していた。岸井のほうが政治部の記者だけに情報の信憑性が高いと視聴者は感じたが結果は岸井がハズレた。今日の番組で岸井のどのようなコメントが聞けるのか期待したが、自分の間違いに一切言及しなかったのは、呆れることを通り越して、視聴者をバカにしているように感じた。
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