東京砂漠
ミイラ化した遺体発見に端を発した100歳以上の高齢者所在不明騒動は真夏の日本列島を震撼させる事件へと発展している。朝日新聞によれば全国で100歳以上で14人の所在不明者がいた。都内最高齢の杉並の女性もその行方は杳として知れない。この広い東京砂漠の中をどこに消えてしまったのか、案じられる。100歳以上と限定せずに、いわゆる失踪を含めた所在不明者は全国でどれほどの数にのぼるのだろうか。マスコミも長い間、希薄社会が当たり前になったのか、ほとんど問題視してこなかった。昭和40年前後、「人間蒸発」というのが流行語となったのは昔語りとなって、平成の世は人には無関心な時代のである。しかしマツリゴトとは本来、人のためにすることである。政治家やマスコミたちは、芸能人の超豪華な披露宴に出席する暇があったら、日本人の実態に目をむけることをしてもよいとおもうのだが。
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