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2010年8月12日 (木)

127歳翁は明治、大正、昭和を生きぬいた日本男児である

    いまのお盆の時期に連日のようにテレビのニュースから「生きていれば…」という前置きを聞く。

    今年の流行語大賞は、「生きていれば…」が世相をあらわす言葉だと考える。家族も地域も自治体も国家も「あっしにゃァ、かかわりござんせん」「登録抹消いたします」で人生オシマイでござんす。大阪市西成区で生きていれば国内最高齢127歳の所在不明の男性がいることが、新たに市関係者の取材でわかった。神戸の125歳の女性を上回る。127歳であれば明治16年生まれだが、東条英機と山本五十六は明治17年生まれで彼らより1歳年上のお兄さんということになる。「人の歴史あり」いかなる人にもさまざまな人生があったであろう。127歳翁は、どのような人生を歩んだのだろうか。無縁仏として何れかの寺で供養されるのか、あるいはただ住民登録や戸籍が職権で抹消されるだけなのであろうか。個人情報保護法とやらで名前も公表されない。すくなくとも何らかの職業につき、日露戦争には従軍したかもしれない。住民登録されているということは太平洋戦争後も生きていたと思われるが、どのように経緯で西成区に住むようになったのだろう。安保の年(昭和35年)は77歳だった。ただ一つ言えるのは、127歳翁の人生は明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた一庶民のささやかな近現代史だと思うのだが・・・。追記:夕刊によると、男性は昭和41年に83歳で死亡して浪速区に死亡届が提出されていた。縦割り行政弱点であり、住民基本台帳の抹消手続きをせずに放置されていたようだ。

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