夢の工場
1919年にウォルト・ディズニーはアーティストとして初めての仕事を得て、最初の会社ラフォグラム社を立ち上げた。この会社は成功しなかったが、彼はあきらめなかった。1923年にカリフォルニア州ハリウッドに移住し、兄のロイと無声アニメーション製作のためのスタジオを設立した。のちの大エンターティメント会社デイズニー社も、そのスタートは小さなものだった。ミッキーマウス、プルート、グーフィー、ドナルドダック、ピノキオ、ダンボ、バンビ、ピーター・パン、ふしぎの国のアリス、それに白雪姫やシンデレラ。1960年代になるとアニメーションだけでなく実写でもすぐれた作品をつくるようになった。「メリー・ポピンズ」は素晴らしいミュージカル映画だったし、「ラブ・バッグ」は1969年アメリカで最大の興行収入を収めた映画だった。しかし1970年代、「黒ひげ大旋風」「テニス靴をはいたコンピューター」などの作品ははなばなしい結果を残せなかった。一時期、ディズニーは実写から撤退したように思えた。しかし、最近、テレビをみるとディズニーチャンネルで放送の番組からティーンエージャーの人気アイドルが出てくるようになった。「ハイスクール・ミュージカル」のトロイ役のザック・エフロン、「サニーwithチャンス」のチャド役のスターリング・ナイト、「ハンナ・モンタナ」のマイリー・サイラスなどである。ディズニー・チャネルの番組は全部日本語吹き替えなのも嬉しい。思えば、テレビ初期から隔週金曜8時に放送されていた「ディズニーーランド」が楽しみだったころから50年になる。ディズニーの世界は夢と魔法の国である。(だが自分は一度も東京ディズニーランドへは行ったことがないが・・・。)映画「最高に幸せ」(レスリー・アン・ウォーレン主演)の「バヤン・パン・パン」というナンバーは今でも覚えている。
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