水鳥が鳴く川の丘に
パク・ヨンハ主演ドラマ「甘浦悲歌(ガンボビガ)」(1999)青年ソンス(パク・ヨンハ)は雨の中にひとり佇み、子供のころを思い出す。妾の子だった。母の記憶は母が蓄音機で聞いていた歌「水鳥の鳴く川の丘で あなたと歌う愛の歌 流れる川の行き先はいずこ 小船に愛をのせて 幸せをさがしにゆきましょう 水鳥が鳴く川の丘で あなたと歌う愛の歌」受験勉強のために甘浦の民家に下宿する。そこで下女のミスン(パク・ウネ)が母が聞いていた歌を歌っている。二人は愛しあうが、ソンスの父親に反対され結局別れをむかえる。10年後に再会するソンスとミスン。フランス映画「シェルブールの雨傘」のようなラスト。素朴な味わいのある佳作。父親チョン・ドファンは「冬のソナタ」でもパク・ヨンハの父親であるし、二人の住んでいた海辺の民家はユジンとチュンサンが泊まった民家を思い起こす。数年後の「冬のソナタ」を予測させるようなドラマである。
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