ラントフリーデ立法
11世紀の、クリュニー修道院から発した教会粛正運動は、その社会的発現である「神の休戦・平和」運動を生み、12世紀に盛んとなる。神の平和運動は都市自治体の成立により平和団体を組織し、13世紀にはフランス・イギリスの国家とドイツの領邦を単位とする君侯のランドフリーデ立法(領域治安立法)の形で近代国家権力の原型を形成する。(参考:世界歴史シリーズ10 「法王の時代」事項辞典 世界文化社 1972)
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