恐怖劇場アンバランス
「夜が明けたら一番早い汽車に乗るから切符を用意してちょうだい♪」淺川マキの「夜が明けたら」恐怖劇場アンバランスの一編はこの唄と同じタイトル。劇中にも淺川マキが登場するが、ストーリーとどのように関係するのかは意味不明。お話は初老の男・西村晃が街のチンピラに襲われ、手に持っていた鋏で逆襲、そのために2年の実刑を受ける。出所後、小さな洋裁店を開く。刑事の花沢徳衛と山本麒一はチンピラ3人が公園のアベックを狙った連続恐喝事件を捜査している。むかし知り合った花沢刑事は西村を尾行する。ある晩、アベック恐喝の現場を発見。3人を現行犯逮捕する。だがその現場には西村がいた。彼は過去の事件で社会の無関心を体験したが、その後、チンピラを支援して、自分も夜の公園で事件を傍観するという日常生活をすごすようになっていたのだった。原作は山田風太郎の「黒幕」。
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