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2010年7月 6日 (火)

カタリ派とアルビジョア十字軍

    アルビジョア地方には11世紀末以来、南仏トゥールーズを中心にキリスト教異端分派が広まっていた。アルビ派は12世紀ころカタリ派と呼称せられた広汎な一派の分派。「カタリ」とはギリシア語の「清浄(Katharos)」に由来する。10世紀初頭、修道院的禁欲と使徒的生活を説くボゴミールがブルガリアに現れ、11世紀以来この派はマニ教を思わせる二元論を展開し、バルカン半島に普及したが、11世紀初頭のイタリア、フランスの西欧的異端に刺激を与えたものと思われる。このボゴミール派と11世紀末期から12世紀初頭に教会内部の改革運動より発生した異端的遍歴説教者の清貧運動が1140年ころに結合してカタリ派が生まれた。

    1181年以来カペー王権の浸透に対抗する南フランスの封建諸侯勢力と結合、異端運動の反乱が起こった。北フランス諸侯により、フィリップ2世治下に第2回(1209-1214)、ルイ8世治下に第3回(1326-1329)のアルビジョア十字軍が組織され、その結果、トゥールーズ伯と南仏都市を屈服させ、王権を浸透させた。

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