内野5人の変則守備
むかしから「人気のセ、実力のパ」というが、今年のセパ交流戦は実力差が明白となった。昨日の試合もロッテとオリックスが10打数連続安打の猛攻。パの圧勝ながらセは巨人だけがなんとか勝ち越しているのでペナントレースの順位にはさほど変化が起こらなかった。巨人・楽天戦は内海、ラズナーの投手戦。試合は0-0のまま延長にもつれこんだ。10回裏の巨人の攻撃。1死満塁で小笠原。投手川井。このときブラウン監督は選手を集め指示を与えた。なんと内野5人体制。つまり外野が2人。川井は低めに投げて併殺打をうちとろうとする。小笠原は外野フライを狙う。ブラウン監督の捨て身の覚悟は球場内全体が驚いた。結局、小笠原の犠飛で楽天はサヨナラ負けだった。だが楽天の強さが印象に残った試合だった。ヤクルト高田監督の突然の辞任劇に象徴されるように、セにとって屈辱的な大敗北は危機的状況にある。野球ファンもそろそろ弱いセを見捨てて、パのリーグ争いのほうが面白いことに気づくだろう。
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