眺めの悪い国
この4年間で毎年のように国のリーダーがかわっていく。安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、そして菅直人へ。このような国を新聞などで批判するような記事をみたが首相の短期政権はここ4年だけのことなのであろうか。また外国ではどのように評価しているのだろうか。情報や情勢は詳しく知られていても、やはり本質がなかなかつかめない国と思うだろう。言い換えれば日本は「眺めの悪い国」のように思える。映画「眺めのいい部屋」の時代は1900年代初めのイギリス。フィレンツェ旅行でしりあった貴族の令嬢の恋のお話。主演のヘレナ・ボナム・カーターは本物の令嬢で、曽祖父はハーバート・ヘンリー・アスキス(1852-1928)。第一次大戦時のイギリスの首相である。アスキスから新首相デービット・キャメロンまで約100年の間に18人の首相が生まれた。日本は西園寺公望から菅直人まで56人もいる。首相の在位平均年数はイギリス5.5年、日本1.7年である。とくに長期政権だった首相が平均をあげているものの、毎年交代することは平均的な長さでほぼ1年が寿命とみなすのがいいのではないだろうか。
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シンガンスの拉致釈放嘆願書に署名した奴が総理なんて、
菅は死刑もの。
投稿: ろんぐ | 2010年6月 6日 (日) 21時51分