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2010年6月26日 (土)

高校世界史および地理と南米

    高校世界史教科書における南米に関する記述は少ない。山川出版社の「詳説世界史」(1994)は次のとおり。

    「ラテンアメリカでは、1970年、チリで人民連合に推されてアジェンデ大統領が当選し、銅資源の国有化など社会主義をめざす政策をとったが、1973年アメリカに支援されたクーデターによって倒され、その後は軍事独裁政権ができた。しかし1988年の国民投票の結果、軍事政権は信任されず、しりぞいた。また、中米のニカラグアでは、長年続いた独裁政権が倒され、左翼政権が登場したが、アメリカの援助をうけた反革命派との戦いが続き、1990年、選挙に敗れて退陣した。一方、1976年に成長したアルゼンチンの軍政政権は、経済危機が続くなかで1982年イギリス領のフォークランド諸島を占領したが、イギリスに敗れ、1983年民政に復帰した」

    ここの記述では、サッカーワールドカップ決勝トーナメント出場の、「ウルグアイ」「パラグアイ」の記述は皆無である。高校程度の学習ではパラグアイ共和国の歴史の知識は一般的な人でゼロに近い。

    日本と対戦するパラグアイの情報はここ数日間の新聞報道が貴重である。ラプラタ川流域の内陸国。農牧業や林業が盛んであるが、少数の大地主による土地の独占がなされている。人口は約640万人であり、その96%がインディオのグアラニ族とスペイン人が混血したメスティーソである。パラグアイは16世紀にスペイン領となり、1811年に独立している。国土面積は約40.7万平方キロであり、日本の面積より2.9万平方キロも広い国である。

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