なつかしき顔
古い映画やドラマを見ていると、懐かしき顔と出会う。昨夜は渥美清の「泣いてたまるか」を見た。「ぼくのお父ちゃん」という話で、露店商の渥美が傘の販売をしている。得意の口上が聞ける。春川ますみが離婚した妻。小学校へ行く息子が作文で総理大臣賞をとる。頭がよいので子どもの将来を考え、渥美は泣く泣く息子を手放そうとする。いつみてもいいシナリオ、元気な渥美清、きれいな春川ますみ、子役も見覚えがある役者だ。殿山泰次、吉村実子なども出演。
「ムーン・リバー」(作詞はジョニー・マーサ-)という歌に「ハックルベリ・フレンド」という歌詞がある。この歌は月のかなたまで旅したい、というイメージだがら、ハックルベリ・フィンの冒険がイメージにあると思うが、「ハックルベリ・フレンド」とは「なつかしき友」と訳している本があった。なぜか「ティファニーで朝食を」を思い出すと、宝石店の店員の太っちょの禿頭の役者がうかぶ。名前は知らない。「昼下りの情事」「真夜中のカーボーイ」にも出演している。ネットで調べると、ジョン・マクギバー(1913-1975)John McGiverという。意外と若くて当時50歳前後だった。コメィアンだが暗い顔しているのに面白い味があった。
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