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2010年5月 7日 (金)

同行二人

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    四国八十八か所霊場めぐりは、およそ1200年前に弘法大師が修行した足跡を弟子たちがたどったのが始まりといわれる。巡礼の旅は、お大師さんに必ず会うことができるという信仰であり、供養や善根をつむことによって、悩みや病気をお大師さんに治してもらう旅である。かつてのお遍路は野宿もするような苦難の旅だった。お遍路の白装束は死装束であり、白い経帷子を身につけ、手足に手甲、脚絆、白足袋をつけた死者と同様に、死出の旅の用意を意味している。菅笠には、お大師さんと二人連れを意味する「同行二人」のほかに、笠の頭から四方にかけて、「迷故三界城、悟故十万空、本来無東西、何処有南北」(迷うがゆえに三界は城なり、悟るがゆえに十万は空なり。本来東西無く、いずくんぞ南北あらん)と、仏道修行者の願いがこめられている。そして金剛杖をつき「南無大師遍照金剛」と唱える。お遍路は、お大師さんが師からいただいたこの宝号を唱えることによって、大日如来になったお大師さんに帰依して敬うことを誓う。四国遍路の88の札所は、四国4県をめぐるように、第1番から88番まで配置されている。番号順にめぐることを「順打ち」、逆にめぐるのを「逆打ち」という。後者は逆境にあえぐお遍路が多く、これをなしとげた結願のご利益はひときわ大きい、と信じられている。

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