アイリーン・ヘッカート
「逃亡者」第23話、24話「天使は淋しい道を行く」キンブルは山道でベロニカという修道女に出会う。彼女の車を修理し、シエラネバダ山脈を超えてサクラメントまで一緒に旅するロードムービー。修道女にはアイリーン・ヘッカート(1919-2001)という舞台の名女優が演じている。「バタフライはフリー」(1972)でアカデミー助演女優賞も受賞している。映画出演作「ピクニック」「バス停留所」「悪い種子」「下り階段をのぼれ」など多数。
「逃亡者」の脚本家たちは当時、評価の高かったウイリアム・インジの作品(ピクニック、バス停留所など)のような田舎が舞台で一人の流れ者がやって来て起こるアメリカの人間模様をお手本にしているような感がある。アイリーン・ヘッカートも舞台「ピクニック」で絶賛を浴びた女優さんである。
なおキンブルに想いを寄せる美人の未亡人ルタ・リーRuta Lee(1936年生まれ)はオードリー。ヘプバーンの「パリの恋人」(1957)に端役ででている。
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