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2010年5月28日 (金)

貧乏くさい昭和がマイ・ブーム

   NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」を毎日見ている。お金の心配ばかりなのがいい。食費はもとより、電気代、ガス代が支払えない。もちろんついには家賃も。立退き、夜逃げの心配。わが家はそこまでではない。とりあえずなんとか生きている。昭和30年代はみんなそんな暮らしだった。でもあまりリアルな感じは伝わってこない。ケーブルで渥美清の「泣いてたまるか」を見ている。こちらはまさに同時代の貧乏話の宝庫だ。「雪の降る街で」。万年刑事の渥美は左幸子と3人の子供と貧しいながら幸せな家庭を築いている。人情深い渥美は赴任地の北海道、鹿児島、広島で身寄りのない子どもを引き取って育てた。北夫(渡辺篤史)はもうすぐ大学だが、昼間をあきらめて夜間の大学に行くといいだす。そんなとき強盗事件があった。二人組みの犯人の一人は警察官に射殺され死んだ。のこされた妻(夏圭子)は妊娠しているが自殺を図る。身を案じた渥美は子供を引き取って育てる話をもちかける。家族のみんなも賛成したが、北夫だけは反対した。子供を母親から引き離すのではなく、子供を預かって将来、母親が一緒にくらせるようになれば返すべきことを説く。みんなも成長した北夫の意見に同意する。北夫は夏圭子を家によぶことを提案する。クリスマスの近い日のことであった。すぐれた脚本、ベースは貧しいながら懸命に生きる庶民の哀感が描かれている。松竹映画得意の市井ものだが、そこに演技力のある新劇系の若手俳優が多数登場。1時間ものながらまとまりの良い名作が多い。

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