映画「早春物語」のロケ地・来迎寺
鎌倉には来迎寺という名の寺が二つある。一つは材木座の来迎寺。源頼朝が1194年に三浦大介義明(1092-1180)の霊を弔うため、能蔵寺を建立したのが始まりとされるが、頼朝の死後、時宗に改宗し、来迎寺に改名した。
もう一つが西御門の来迎寺がある。西御門来迎寺は鎌倉時代に一向上人が建てたと伝えられる寺で、如意輪観音が安置されている。映画「早春物語」(澤井信一郎監督)のポスターでは、林隆三と原田知世の2人が初めて出会う寺の石段の場面が使われている。西御門の来迎寺は、数年前に石段の手すりが備えられ当時よりも幅が狭くなった感がある。趣は25年前とだいぶん変わったが西御門の来迎寺がロケ地だったのだろうか。
« タクに捧げる涙の逆転満塁ホームラン | トップページ | 笠間六仏 »
「地理」カテゴリの記事
- 日本の国土面積(2025.01.07)
- 国土面積の比較 アメリカと中国(2024.12.24)
- ナルマダ川(2024.12.20)
- 衣浦臨海鉄道(2024.07.15)
- 磐越線(2024.07.10)
西御門の来迎寺がロケ地です。
私は映画は(未だに)観ていないのですが、たまたまロケ現場に来合わせて見ていました。桜の木に登っている子供を若い僧侶が注意するのを見て、主役の2人が会話する、というシーンでしたが、10回はダメ出しされていました(結局、諦めてOKが出るまでは見ませんでした)。当時小6か中1で、原田知世も知らず、林隆三も「たけしくんハイ!」の人だくらいしか分からなかったものです(笑)。映画のタイトルだけは、関係者の持っていたパンフレットか何かで知りましたが。
追記
調べて見ると、中2だったらしいです(汗)。「たけしくんハイ!」放映もこのロケよりも後(映画公開よりは前)なので、気づいた順番が逆の模様。記憶っていい加減なものですね(苦笑)。当時詳しく作文にしておいたのですが26年後の今となっては出て来そうにないので、完全に褪せないうちに記憶のままを投稿しておきます。
投稿: magicana | 2011年1月31日 (月) 12時02分
やっぱり西御門の来迎寺ですか。ありがとうございます。あのころ原田知世18歳。人気ありましたよ。いまも独特の雰囲気でシンガーとして成功しています。春から井上真央の母親役でNHKの朝の連続テレビ小説に出演するそうです。43歳になっています。素敵な年のとり方した女性ですね。
投稿: ケペル | 2011年1月31日 (月) 13時26分
淡島千景さんが亡くなり、映画「早春」の資料を模索していたら、このサイトが目に留まりました。
「早春物語」は、“わが青春の原田知世”で言うと、「時をかける少女」に次ぐ大好きな映画です。
あの、林隆三との来迎寺の石段のシーンはとても印象的です。
最初は女子高生として、そして2度目に再会するときはちょっぴり大人の憂いをまとって登場します。
画像を見ると、たしかに映画の頃とは趣が違っていますね。
死ぬまでに一度、赴いてみたい場所のひとつです。
!(^-^ゝ
投稿: mcqueeeeen | 2012年2月16日 (木) 15時57分
世に名作といわれる映画は多いけれど、何度も観たくなるアイドル映画は少ない。春は大人の女性へと背伸びし、少女が大人の階段をのぼる季節。「時をかける少女」と「早春物語」は知世の魅力が凝縮されていますね。
投稿: ケペル | 2012年2月16日 (木) 17時06分
私もこの映画が大好きでDVDも持っています。
この桜の木のシーンが好きで春になると、よく行ってました。
原田知世、透明感のある素敵な女優で大好きでした。
しかし、もうこの桜は無いんですよね。
あるとき、行ったら桜が無くてすごくがっかりしました。
どうしたんでしょうか?
投稿: すずめ1200 | 2013年7月17日 (水) 18時32分