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2010年3月19日 (金)

世界史の概説に挑む

Img_0026 タキシラのジャウリアーン寺院址

    むかしから世界史の概説を書きたいと思っていた。高校世界史より少し詳細で、「世界史ノート」のような簡潔な叙述のもの。各国別にして、通史として理解しやすくした。参考書を執筆されるプロの教師の話から、アマチュアが書くのならどんなものになるだろうかといろいろ考えた。プロが書く参考書はもちろん商品なのでよく売れることが絶対条件だ。出版社は売れないものは出さないだろう。だが売れる、売れない、を意識しては、いいものはできない。売文業はたいへん。ケペルは巷の学者なのでブログで自分のノートを公開するつもりで好き勝手に書こう。そしてあくまで自分流。学習指導要領なんか完全に無視。日本だけで通用する歴史用語や過去の通弊を駆逐する。たとえば中国史の王朝名は「殷」ではなくて「商」、「前漢」「後漢」でなくて「西漢」「東漢」とする。政治史を中心として、文化史は簡略にする。1980年頃のノートが見つかったので、それをもとにして書いているのでどんどん進む。中国史だけでも100ユニット以上になる。全体で1000ユニットは超える。世界中の国の歴史を完成するには数年はかかるだろう。第三世界にスポットをあてよう。でもブログネタには困らないようになった。なにより自由は楽しい。

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