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2010年3月27日 (土)

年をとっても学び続ける

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  今の日本の高齢者は「もう死を待つばかりだ。人生の経験は全部した。もういかに楽に死ぬかを考える」という人が比較的多いのです。しかしオランダでは「これからあなたの本当の人生が始まるのです。さあがんばりましょう」という考え方が浸透しています。われわれは年をとっても、それをハンディとして受けとめるか、豊かな人生を経験知として受け止めるかで、異なります。つまり前向きに考えるか、後ろ向きに考えるかの違いです。いかに長寿社会といっても、寝たきりのまま200歳まで生きようとは誰も思わないでしょう。健康で幸せだから長生きしたとい思うのです。人間はよい意味でも、悪い意味でも成長の生き物です。でも蓄財や権勢などの欲望はいくら求めても際限ありません。むしろ、年が長ずると、経験が豊かになり、いままで若いころに読んでも意味を本当に理解できなかったことが、理解できるようになることがしばしばあります。年をとっても一生学び続けることが大切だと思います。若いときの勉強は受験に合格するとか、昇進するとか、結果を求めていたと思います。老人の学問は名利を求めるものではありません。「ミネルヴァの梟は夜はばたく」というヘーゲルの言葉のように、真理の探究は年老いてから可能になると思います。

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