無料ブログはココログ

« ジョアンナ・ペティット | トップページ | ウィキペディア日本語版 »

2010年3月 6日 (土)

非情な追跡者ジェラード警部

220pxrememberwithadvantages

   「逃亡者」の魅力の1つにあの執念深いジェラード警部(barry morse)のキャラクターがある。当時こどもの噂では「真犯人はジェラードだ」という友だちがいた。それほどバリー・モース(1918-2008)は有名な外国俳優である。最近までロンドンで静かな余生(著作などかなり活発な活動をされていたようだが)を送っていた様子がネットでわかる。頭髪が薄いので高齢にみえたが50歳前後だった。第85話「非情な追跡者」は最新のコンピュータを駆使して、季節により異なるが、今頃は果樹園で働き、貨物列車で移動する、という結果がでた。警官を手配して待ちかまえていると、案の定キンブルが現われた。人間の行動パターンを研究しているライダー博士の研究の正しいことが実証された。記者がこれをニュースにする。偶然にこれを知ったキンブルは、行動パターンを変えてしまう。

   初期のコンピュータの登場の様子がたいへん面白い。このコンピュータでキンブル事件を割り出すと、98%の確立で無罪とでた。ジェラードは「わたしは2%を信ずる」と断言する。ところでいまでもアメリカ社会ではコンピュータによって裁判の判定をしていない。どんなに詳細にデータを集めていても、人間の犯罪心理はコンピュータには予測不能である。将来も可能かどうかわからない。でも陪審員や裁判員などよりは正しい、という皮肉が込められているような一編である。

« ジョアンナ・ペティット | トップページ | ウィキペディア日本語版 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ジョアンナ・ペティット | トップページ | ウィキペディア日本語版 »

最近のトラックバック

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30