銀盤の女王ソニア・ヘニーとキンブル
昔のハリウッドはオリンピック選手を映画スターにした。水泳のジョニー・ワイズミュラー、スキーのトニー・ザイラー、フィギアのソニア・ヘニー(1912-1969)らである。とくにソニアの人気はいまの浅田真央やキム・ヨナなど比べることもできないほどの人気だったらしい。なにせオリンピックで三度も金メダルを獲得している。(1928年、1932年、1936年)引退後、映画入りして大スター。「逃亡者」の若かりしデビッド・ジャンセン少年はこのソニアのスケート物の映画でデビューしている。1945年のことなので日本未公開。翌年、ターザン映画「燃える密林」には出演。似たような映画に出されたものだ。これはステージママのBerniece Graf(1910-1995)の売り込みのせいだろう。ネブラスカ州Naponeeで生まれたデビッド・ジャンセン、本名David Harold Meyer(1931-1980)は両親の離婚のため1938年、映画の町ロサンジェルスにやってきて演技と歌のレッスンをうけた。子役で小さな役をもらっていたが、兵役で休止、本格活動は戦後からである。
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