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2010年3月28日 (日)

美しい日本人、醜い日本人

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                      春

     野ゆき山ゆき海辺ゆき

     真ひるの丘べ花を藉き

     つぶらな瞳の君ゆえに

     うれひは青し空よりも

                            佐藤春夫「少年の日」

   青年というのはいつの時代も美しいものである。だが今の日本という国は明治のような青年国家ではなく、ケペルのような退職者がいっぱいいる老人国家である。平均寿命が延びて人口高齢化の傾向が進み出したこと、核家族化に伴い老人介護の問題がでてきたこと、これらのために公的な老人福祉政策が打ち出されてきた。ところがお年寄りを大切にとブログに書くと、ずいぶんと叱られた。コメントは現代の棄老政策を唱えている。ブロガーの方は同様のことを他のブログのコメントにも書き込んでいる。このブログの基本姿勢として一つの意見として尊重し削除はしない方針である。もちろん賛同するわけではない。まるで路傍で「目があった」と言いがかりをつけられ、ナイフで切られたような感じがする。匿名性のコメント欄は礼儀やマナーがないのだろう。醜い日本人をかいまみた。昨夜のボクシング、亀田興毅の父親も醜い。試合後、大声で怒鳴りちらしたという。ボンサクレックは「6年前に会ったときはマナーが悪く、外国人でなければ殴っていた。今日は礼儀正しかった。これからはみんなファンになってくれる」というコメントには、タイ人に1本やられたと思う。素行や行儀の悪い日本人は世界で知られているのだろう。少なくとも戦後の日本人はみな美しかった。ファイティング原田がタイのポーン・キングピッチを破った試合はその果敢な奮闘ぶりにみな熱狂したのだ。1日1ドルで放浪した「何んでも見てやろう」の小田実、太平洋単独横断に成功したヨットの堀江謙一、タクト1本で世界を渡った指揮者の小沢征爾、みんな爽やかですがすがしい青年だった。かつての清々しい青年もみんな年をとった。石原慎太郎など若い世代の代弁者だったがみる影もない。青年は老いる。思考も衰える。長期化する不況のしわ寄せが社会的な弱者に向けられる。ブロガーの棄老政策もそうだろう。北朝鮮への強硬外交で在日朝鮮人への差別もその一環であろう。ナチスのユダヤ人狩りや50年代のジョゼフ・レイモンド・マッカーシー(1908-1957)上院議員の赤狩りに似ている。大衆を扇動するデマゴギーが現われる。橋下徹や中井洽もデマゴーグ(扇動政治家)タイプである。そんな醜い日本人ばかりではない。浅田真央は1ヵ月前に苦杯を味わいながらも、世界選手権で優勝した。金メダルより価値があると思う。よほどの精神力がないと、短期間で雪辱などできるものではない。美しい日本人だけを見ることにしょう。

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