無料ブログはココログ

« ギリシャ問題はペリクレスの時代から | トップページ | 架空の都市と実在の都市 »

2010年3月 9日 (火)

歴史ミステリー

    歴史はこれまで誰もが信じて疑わないことが、大きく変わってしまうことも珍しくない。ここでは一笑に付してしまうような珍説もふくめて紹介しよう。

1.聖徳太子は本当に存在したのか?近年では架空の人物だったとの説が有力視されている。

2.本能寺の変は通説では明智光秀の信長への私怨が動機となっているが、朝廷、上流公方たちが織田信長暗殺計画の黒幕であったとする。

3,孝明天皇は岩倉具視によって毒殺された。明治天皇は替え玉であるとする説。

4.イエス・キリストには妻と子供がいた。妻のマグダラ・マリアは、紀元40年ごろ小舟に乗って、サント・マリー・ド・ラ・メールへと逃れた。このときマリアは、イエスとの間に生まれたサラという娘を連れていた。イエスとマリアとの血脈は、フランク王国のメロヴィング朝につながっているとされる。

5.ジョン・F・ケネディの真犯人はオズワルドではなく、CIAとマフィアであるという説。

6.1969年7月20日、アポロ11号のニール・アームストロング船長は、人類で初めて月面に降り立った。ところが、この20世紀最大の偉業は実はハリウッドで撮影されてもので、アポロ11号の月面着陸はアメリカの捏造だった。

    そしてここにまた新たな歴史ミステリーが生まれた。民主党の藤田幸久議員がワシントン・ポストの取材に対し、「9.11テロ、世界貿易センタービルの倒壊が飛行機の衝突による火災ではなく、起爆装置で起こった可能性がある」と発言した。つまりオサマ・ビンラディンらの関与に疑義を挟んだことになる。そして「陰の勢力が株の利益を得るために実行」と推理している。このようなネタは面白ブログには使えても公人の発言としては日米関係に影響することは間違いない。確たる証拠を示して欲しいものだ。歴史はさまざまな憶測は可能であるが、8年余り経過してもビンラディンの行方は杳として知れず(死亡説もあるが不明)、その真相は謎につつまれている。

« ギリシャ問題はペリクレスの時代から | トップページ | 架空の都市と実在の都市 »

世界史」カテゴリの記事

コメント

歴史ミステリーいいですね。
9.11テロの真相は何か?は加えるべきです。
また、ケネディは誰に殺されたかも加えてください。

なお藤田氏には下を参照あれ
http://www.amakiblog.com/archives/2010/01/13/

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ギリシャ問題はペリクレスの時代から | トップページ | 架空の都市と実在の都市 »

最近のトラックバック

2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30