バイオグラフ劇場
逃亡者「檻の中」(第60話)。リチャード・キンブルは動物園で働いていたが、そこの経営は苦しかった。ジェラード警部からキンブルのことを知った経営者のハリー(ローレンス・ネイスミス)は、動物園を有名にするために新聞記者を集め、逮捕の瞬間を取材させようとする。ハリーは言う「バイオグラフ劇場だ」つまり銀行強盗デリンジャーが1934年FBI捜査官によって射殺されたことで、映画館は世間の注目を浴びて連日満員となったことにあやかろうというのだ。だが、幸いにもトラが動物園から脱走した。ジェーラドは「キンブルを逃がすな」というが、捜査員たちは「キンブルよりトラを殺すことが優先だ」として、その隙にキンブルは脱出に成功する。トラに襲われそうになったジェラードなど、シリーズ中でも珍しいシーンのあった一編である。
« 学園ドラマに見る韓国学校事情 | トップページ | 童謡「ウミ」は戦争協力?じゃあ、朝日新聞は? »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「秋ドラマ」どれを見る?(2023.10.14)
- 2023年の夏ドラマ(2023.07.14)
- 今を生きる女性たちを描く(2023.05.01)
- 春のおススメ新番組紹介(2023.05.14)
- 満天のゴール(2023.03.25)
コメント