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2010年2月22日 (月)

高校世界史はブログネタの宝庫

    むかしから高校世界史はよく学習してきたつもりだったが、まだまだ甘いことに気がついた。ドラマ「わが青春のとき」で笠智衆が若い医学研究者の石坂浩二に「何時間睡眠しているか」と聞いたところ、「8時間くらいです」と答えた。笠は「それはいかん。6時間で十分、時間を大切にして、勉強しなければいけない」と諭す場面がある。このドラマは単なる医学のヒューマンドラマというよりも、研究者とはいかなるものか、真摯に問うた作品で諸学問にもあてはまるものである。最近、古い世界史の参考書を捜している先生がおられて、話を聞くと、この世には自分と同じ考えの方がいるものかと驚いた。もちろん本職の偉い先生と、ケペルのような巷のインチキ学者とは異なるのだろうが、若い頃、受験参考書で歴史を勉強していたが、それが知らぬ間に歴史の深い森に分け入っていくのである。もちろん学生時代は気の合った友人と互いにクイズなど出し合いながら楽しんで学習していた。あまり相手がしらなそうのところを出す。「アルブケルケ」「キヴィタス」「アンボイナ」「マンジカルト」「ヘプターキー」などの項目を問う。最近の参考書を見ると、学生時代には習わなかった事項も新しく追加されている。「ラス・カサス」というスペインの残虐行為を批難した宣教師は先住民の問題で今日たいへん重要な人物として取り上げられている。また日韓関係が親密になってきたことで、朝鮮王朝の歴史も身近なものになっている。朝鮮王朝は27代続いたが、「イ・サン」という韓国ドラマで第22代の世祖(1752-1800)を知った人も多いだろう。世祖の時代は学術活動が盛んで朝鮮の文芸復興といわれる。山川出版社の「詳説世界史研究」や数研出版の「世界史辞典」にも追加されるかもしれない。高校世界史はブログネタの宝庫だ。

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