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2010年2月 4日 (木)

芭蕉発句集 あち~あめ

    漂白の詩人といわれる芭蕉の旅の生活がはじまるのは貞享元年、41歳のときである。秋8月なかばに江戸を出、まず伊勢神宮に詣でたあと伊賀に帰郷し、そこから大和の当麻寺、吉野山を経て9月末に美濃大垣の季吟同門谷木因を訪ね、さらに10~12月の足かけ3ヵ月を名古屋ですごし、歳末ふたたび伊賀に帰って新年を迎え、その後、奈良、京都、大津、名古屋と辿って4月の末に江戸にもどっている。その帰庵後に書いた紀行文が「野ざらし紀行」である。

41 あち東風や 面々さばき柳髪

42 暑き日を 海に入れたり最上川

43 あつみ山や 吹浦かけて夕すずみ 

44 あの雲は 稲妻を待つたたよりかな

45 あの中に 蒔絵かきたし宿の月

46 油こほり ともし火細き寝覚かな

47 海士の顔 まづ見らるるや芥子の花

48 海士の屋は 小海老にまじるいとどかな

49 雨折々 思ふことなき早苗かな

50 雨の日や 世間の秋を堺町

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