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2010年2月22日 (月)

「ああ無情」老姉妹の焼身自殺

    2月20日、大阪府大東市で人が焼けているという110番通報があった。警察が駆けつけたときは、すでに遅く2人の焼死体が発見された。この家に住んでいた80歳代の姉妹が自宅の庭で油をかぶって焼身自殺を図ったものらしい。付近には「ご迷惑をおかけします」と書かれたものが見つかった。何が2人を追いつめたのか。2人の家は借地で地代の滞納があった。22日には裁判所が強制執行することになっていた。家は姉妹の親から譲られたもので、自然と地代の支払いを負わされることになったのであろう。80歳をすぎればどれくらいの収入なのかはさしてしるべし。日本は福祉国家のはずだ。解決策はなかったのか。行政の窓口で相談はなかったのか。地区の民生委員は?シャイロックのような地主の取立てはどのようなものだったのか?裁判所は実態を知っていたはずだろうが?いま、行政では責任の所在のなすりあいがおこなわれていることだろう。老女が選んだ自殺の方法は「焼身自殺」である。古来、通例として「焼身自殺」というのは、何か訴えたのものがあるときにする方法である。つまり無言の抗議だ。では、老女は何を世間に訴えたかったのか。やはり、薄情な世の中に対してだろう。それは声なき声であり、行政は聞く耳をもたないだろうが、なんとも痛ましい話である。老人になり、資産がなくなれば、国家や自治体のお世話になることは当たり前ではないか。公的年金や医療制度など、医者や十分資産のあるもだけが潤い、本当に困っている人にゆきわたらないというこの国に憤りを感ずる。世間の人の薄情さも哀しい。

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