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2010年1月22日 (金)

熱湯風呂

   日本には古代「盟神探湯」(くかたち)といって、熱湯に小石を入れて、これを被疑者に取り出させて、手がただれるかどうかによって、罪の有無を判断する制度があった。昨年末のテレビ番組「さんま&SMAP美女と野獣のクリスマススペシャル」で木村拓哉が熱湯風呂にチャレンジしたことが話題になっているそうだ。芸能人が熱湯に入って、そのもがき苦しみのたうちまわるさまを見て視聴者が喜ぶという趣向は何年も前から人気コーナーだそうだ。上島竜兵は何十回と熱湯に入っているだろう。古くはビートたけしの番組「スーパージョッキー」では美人タレントがガラス貼りの風呂に入る(熱湯ではなかったが)エロコーナーがあった。しかし、やはり「抱かれたいタレント№1」のキムタク君だ。反響も大きい。これがフランス人ならアラン・ドロンやジャック・ペランを熱湯に入れて、美しい顔が苦痛にゆがみひきつる顔をみたいとおもうだろうか。決してそんなことはしないと思う。エレガントの国だから。そこへいくと日本人の残酷性、下品さは目にあまるものがある。歌舞伎でも石川五右衛門が釜茹での刑になったり、幡随院長兵衛が髪を振り乱して風呂場で殺される場面に観客は喜ぶ。江戸時代から日本人はあまり変わっていない。この日本人の変態的、奇形的な趣向はどうしょうもないものなのだ。うわべの礼法として品格や品性を貴ぶ国民とみせかけているが、内実はやおよろずの神々までが酒盛りをして裸踊りを好む民族なのだ。それは男性、女性とも関係無い。悪趣味の日本人はそれだけならまだしもだが、他国が大災害となっても、募金活動だけというのは悲しい。ニュースの扱いも他国に比べて小さい。エゴイストな黄色いサルと世界から言われているだろう。

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