かるたクイーン
お正月、百人一首をする家はどのくらいあるのだろうか。百人一首がブームだとは思わないが、ドラマやコミックの世界では「かるたクイーン」が数年前から話題になっている。2003年のNHK連続ドラマ「かるたクイーン」(石田ひかり主演)、漫画では末次由紀の「ちはやふる」が「ビーラブ」に2008年から連載中である。明日からNHK土曜時代劇「咲くやこの花」がはじまる。深川の漬物屋の娘こい(成海璃子)が「大江戸かるた腕競べ」に出場する物語だそうだ。
かるた競技はスピードを競う。百人一首で一字決まりの歌の初めの音を並べると「むすめふさほせ」(娘房干せ)となる。つまり娘さんが襷がけで干し物をしている姿を想像する。成海璃子ちゃんの日本髪姿がよく似合っている。「ちはやぶる」の綾瀬千早ちゃんも応援したくなる。敏捷性もさることながら、耳のよさも条件の一つであろう。ともかく「かるたクイーン」になるのは至難のことである。
« なんと(710年)見事な平城京 | トップページ | いつも心の避難所を確認しましょう »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「秋ドラマ」どれを見る?(2023.10.14)
- 2023年の夏ドラマ(2023.07.14)
- 今を生きる女性たちを描く(2023.05.01)
- 春のおススメ新番組紹介(2023.05.14)
- 満天のゴール(2023.03.25)
はじめまして、ブログ拝見しております。
私は23歳ですが、我が家では毎正月百人一首を家族でしています。
私の周りにそういう友人はおりませんので、この年代では珍しいのかもしれません。
お邪魔いたしました。o(_ _)oペコッ
投稿: あっこ | 2010年1月 9日 (土) 12時43分
おたよりありがとう。競技会はすさまじい限りで、優雅な風物詩という感じではありません。振袖の袂をひるがえして、興じている家庭遊戯のかるたこそ、本来の姿のように思われます。お正月の風物詩としてどうぞ続けてくださいね。
投稿: ケペル | 2010年1月 9日 (土) 21時23分