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2010年1月21日 (木)

近江人物誌

    近江は商人の国である。とくに湖東と呼ばれる地域、近江八幡、日野などからは成功者が多く出た。豊臣秀次が八幡城城主になると、安土の住民を移して楽市楽座の制を施くなど、商業振興に意を注いだ。ところが5年後、秀次は転封となり、ほどなく八幡城も廃城となる。天秤棒を担いだ八幡商人が他郷進出が盛んになるのは、これから後のことである。西村太郎右衛門は朱印船で安南(ベトナム)に渡り、かの地で成功して巨富を積んだ。八幡商人の扱う特産品は蚊帳と畳表である。とくに蚊帳は西川甚五郎、伴伝兵衛、森五郎兵衛と八幡の御三家といわれた。このほか近江商人の名をあげれば枚挙にいとまがない。中井源左衛門、松居久左衛門、外村与左衛門、小林吟右衛門、塚本定右衛門、阿部市郎兵衛、伊藤忠兵衛。文化面では、浅見綗斎、近江聖人といわれた中江藤樹、対馬藩に仕え、朝鮮との応接に当たった雨森芳洲ら儒者がいる。歌人としては北村季吟や伴蕎蹊が出ている。木内石亭は鉱物や奇石の収集と研究をもって知られている。鉄砲鍛冶の家に生まれた国友一貫斎は空気銃や望遠鏡を製作して、天体を観測した科学者であった。

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