クリント・イーストウッド
映画雑誌「キネマ旬報」恒例の2009年日本公開のベストテンが発表された。外国映画ではクリント・イーストウッドの2作品が挙げられている。第一位の「グラントリノ」と第五位の「チェイサー」。クリント・イーストウッドはテレビ「ローハイド」のカウボーイとしてお茶の間で知られた俳優だ。マカロニ・ウエスタン、ダーティ・ハリー、マディソン郡の橋とイメージを変化させてきた。あれから50年。俳優だけでなく、政治活動も盛んで、イラク戦争に反対したり、映画の過激な描写を規制する法案に反対したりしている。また「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で米国と日本との相互理解の促進に貢献したとして、日本で再び人気がたかまってきた。意外にも煙草は吸わないし、ベジタリアンだそうだ。知日家なのは黒澤映画を通じて、日本の文化に敬意が生まれたのかもしれない。ともかくも虚飾の町ハリウッドが生んだ異色スターは偉大な映画人となったことだけは間違いない。
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コメント
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ここまで俳優として監督として地位を保つ人は珍しい。最近、84歳にして新恋人との映像が流れ、これがまた似合ってる…いつまでも元気、現役で才能を発揮する秘訣かな…。
投稿: | 2014年7月 7日 (月) 09時57分
昨日の「世界の果てまで行ってQ」で、出川哲朗と、モデルの谷まりあが、カンヌ映画祭で、続々と集まるスター俳優、女優に突撃で一緒に写真を撮らせてもらう、気づいてもらう、という企画で、ウィル・スミスが気さくに応じたり、ユマ・サーマンが、出川哲朗と谷まりあの執拗な呼びかけに、ついに反応して手を振ってくれたり…の中で、とあるレストラン?に入る時のクリント.イーストウッドには、取り巻きやボディガードに阻止され、叶わなかったものの、出てくるのを3時間以上待った甲斐があって、厳しいチェックの中、立ち止まり、サインと握手をしてくれて、しかも、一瞬のことなのに、谷まりあに「あなたは、とても美しい女性ですね」と、クリント・イーストウッドが話しかけたのが印象的。おじいちゃんになってもダンディで、オーラ醸し出すイーストウッドもさすがですが、出川哲朗には目もくれず、谷まりあに声かけするイーストウッド、まだまだ現役ですね。それにしても、この企画で、谷まりあ、綺麗な子だなぁとはいつも思っていましたが、クリント・イーストウッドの目に留まるとは、世界に通用する美貌なんですね。
投稿: | 2017年6月12日 (月) 22時08分