無料ブログはココログ

« 携帯の画像撮影の危うさ | トップページ | かるたクイーン »

2010年1月 8日 (金)

なんと(710年)見事な平城京

Photo_2

  今年は、日本の本格的な首都「平城京」が誕生して1300年。これを記念して平城遷都1300年祭が開かれる。最大のイベントは、復元された大極殿のお披露目(4月下旬)である。

    和銅3年(710年)3月、元明天皇は藤原京から平城京に都を遷した。以来、延暦3年の長岡遷都まで74年間、元明、元正、聖武、考謙、淳仁、称徳、光仁、桓武の諸天皇の都となった。

 飛ぶ鳥の明日香の里を置きて去なば

       君があたりは見えずかもあらむ

                             万葉集78

(明日香の里をあとにして、奈良の都へ行ってしまったなら、あなたの家のあたりはもう見えないことであろう)

    この歌は第43代の天皇、元明女帝の歌であるが、「君」とは亡夫草壁皇子(天武天皇の子)のことだろう。遷都は天皇ばかりか、貴族たちにとっても、生まれ育った飛鳥の地をさることであり、愛惜の情をつのらせたことであろう。元明天皇(661-721)は第42代文武天皇の母で、文武が病弱で25歳の若さで亡くなり、その子の首皇子(のちの聖武天皇)が幼少であったことから、皇位を嫡孫に確実に継承するという理由で即位した。慶雲4年(707年)7月17日のことである。先帝の母の即位は異例である。今日では、平城京遷都の理由は、時の権力者、藤原不比等が首皇子を即位させるための舞台設定だった、との見方が有力である。

« 携帯の画像撮影の危うさ | トップページ | かるたクイーン »

「日本史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 携帯の画像撮影の危うさ | トップページ | かるたクイーン »

最近のトラックバック

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31