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2009年12月19日 (土)

不道徳なお金で幸福が買えますか

    今年は仏像ブーム。とくに興福寺の阿修羅が人気でお坊さんはまるもうけ。でも歳末に貧しい人にめぐむという話は残念ながら聞かない。また漢字検定ブーム。もともと漢字を覚えることはタダなのに検定料やテキスト代でボロ儲け。政治家もあいかわらずヤミ献金やら賄賂やら金権政治は当たり前。不正を糾すはずの大新聞は売れないので広告収入にたより、大企業や権力に追従、御用新聞になり下がり。支持率とか視聴率とか売上げランキングとか格付けとかすべてインチキで捏造。身近なところにも不正行為はウヨウヨ。スーパーでお買い物。トレイの刺身の薄いこと。お弁当のごはんは上げ底。ネットのポルノ画像には甘い罠。盛り場は危険がいっぱい。外で遊ぶ子供は危険なので誰もいない。道行く老人に笑顔はない。人の正直さ、貞潔さ、高潔さはこの日本から失われた。かわって「価値観」という語が使われだした。「価値観については人は誰にでもあるが、徳についてはそうは言えない」(歴史家ゲルトルード・ヒンメルファーブ)いま有名人、著名人、セレブといわれる人たちが社会をリードする。小沢一郎、石原慎太郎、橋下徹、亀井静香らの発言が連日新聞を賑わす。彼らの共通した考えは「金で幸福が買える」である。だからオリンピックやカジノには積極的である。かれらの発言は「天の声」として役人たちは重視する。役人にはそのみかえりがポスト、昇進人事なのだ。言うまでもなく、お金は人間が考えだしたもので、コインにしろ紙幣にしろ、それ事体にはなんの価値などない。けれども高い地位についたり、世間に注目される存在になると、人間は金でなんでもできると思うようになる。世間も金も権力もない庶民は無分別で害になる欲望と知りつつ賛成する。だが不道徳なお金で幸福が買えるだろうか。沖縄の伝統ある文化や自然を失うことは、あまりに高い代償である。

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