アン王女とジョーの再会
ジョージ・スティーブンス監督(右)を祝う式典でオードリーとペックの再会があった
1951年に渡米したオードリー・ヘプバーンは女流作家コレットに認められて舞台「ジジ」の主役を演じることになった。翌年「ジジ」を見たウィリアム・ワイラーが新作「ローマの休日」のヒロインに選んだ。相手役にはケーリー・グラントを考えたが、無名の新人女優だったので、ケーリーは断わった。当時グレゴリー・ペックは若い頃ニューヨークの劇団員時代に知り合ったヘア・ドレッサー、グレタ・クッコネンとの離婚が成立し、フランス人記者のヴェロニク・パッサーニと恋愛中だったので、ロケ地がローマと聞いて引き受けた。1952年の夏の暑い盛りにロケが行われ、翌年映画は公開された。予想外の大ヒットでこの映画1本でオードリーは世界のスターとなった。オードリーはイギリス人との結婚のため花嫁衣裳まで用意していたが、婚約は破棄せざるをえなかった。共演のペックから紹介されたメル・フェラーと、舞台「オンディーヌ」で共演する。その後、ペックとオードリーの映画での共演は一度もなかった。
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