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2009年12月24日 (木)

日韓競作

   「花より男子」「私の頭の中の消しゴム」「世界の中心で、愛をさけぶ」など日本と韓国で映画、ドラマ化された作品が多くなった。とくに「八月のクリスマス」は山崎まさよし主演で「8月のクリスマス」という作品がある。小品で名作ホ・ジノには及ばぬものの味わいのある作品になっている。大きく違うのはタリムの職業。韓国版では駐車違反を取り締まる婦人警察官だが、日本版では小学校の教師。ジウォンが写真屋なのでタリムが急いで写真を現像に出すのは自然かなと思う。あと結末が違う。竹書房の原作ではセルフタイマーで撮った自分の写真とタリムへの手紙を送らないで引き出しにしまっておく。エピローグに「おじさんは手紙もくれなかった」とあるから、手紙は届かなかったと理解していた。日本版では、関めぐみが手紙を読む場面がある。ケペルとしては、おじさんの告白が若い女性にとどこなかったほうに哀惜を感じる。韓国版のほうが年齢差がはっきりしていたが、日本版ではそれほど年齢差がなかったので、「おじさん」という関めぐみの声も違和感があった。やはり韓国版と比べてしまうので酷かもしれないが。

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