日劇ウエスタンカーニバル
昭和33年2月8日、日劇の第1回ウエスタン・カーニバルは、ウエスタンに限らず、あらゆる洋楽が集ったが、もっとも派手な声援を集めたのが平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎のロカビリー三人男だった。平尾は甘いマスクとその歌唱はいまも健在である。ミッキーはハーモニカを片手にスローな「恋の片道切符」をアレンジして歌う。山下から「列車は急行から鈍行になった」といわれる。その山下は親父の柳家金語楼譲りのトークが冴える。「三曲で一時間もたせるコンサート」とか「50年間にヒット曲は一つ」と前おきをして、名曲「ダイアナ」を高音ヴォイスで聞かせる。ロカビリー三人男は、70歳をすぎても、絶好調だ!(27日放送、NHKBS「よみがえる青春、日劇ウエスタンカーニバル」)
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