無料ブログはココログ

« 魁皇800勝を祝う | トップページ | 夜の図書館 »

2009年11月18日 (水)

ビタミンK

   「逃亡者」第26話「誘拐」。リチャード・キンブルは誘拐されたジミー少年を診察したが、血友病で内出血を起こしていた。血友病とは遺伝的な病気で、もっぱら男子のみに現われる。擦り傷やちょっとした怪我でも危険な場合がある。キンブルは止血剤がないので、ビタミンKを薬局で買う。

   ビタミンBやビタミンCはよく耳にするが、ビタミンKとはあまり知らなかった。ビタミンKとは骨髄、もつ、トマト、キャベツ、緑葉、海藻、肝油などに含まれる。欠乏すると血液が凝固しにくくなり出血する。

   リチャード・キンブルは小児科医が専門なのでよく少年が登場する。医学的知識を踏まえたシナリオに当時のアメリカ・ドラマの水準の高さを物語る。

   誘拐犯(兄)で出演していたクロード・エイキンズ(1918-1994)。頑丈な体格で忘れられない個性的脇役。英語版ウィキペディアで調べると、15年前に亡くなっていた。

« 魁皇800勝を祝う | トップページ | 夜の図書館 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 魁皇800勝を祝う | トップページ | 夜の図書館 »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31