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2009年11月18日 (水)

「GEグッドエンディング」にメロメロ

   ケペルは朝汐が表紙の「少年マガジン」を記憶している。初期は西部劇、ウェスタンの記事が多くて、だんだんと大和、零戦の戦争ブームになった。昭和40年ころで読まなくなった。何十年ぶりかで毎号読みだした。「はじめの一歩」や「ダイヤのA」も少しは面白くなりだしたが、ギャグマンガにはついていけない。だが心の琴線にふれたマンガがあった。流石景の「GEグッドエンディング」である。最初の印象としては少女の瞳が大きくて、絵柄がなんとなく好きだったが、よくみるとアングル、構図と相当に作画に注意をはらっていることがわかる。たとえば二人の会話の場面でただ平面的に横からのアングルで描くのではなく、真上からのアングルを多用している。少女が斜めからふりむいた姿とか顔を少し傾けた仕草とかとてもかわいい。萌え系美少女キャラではなくて本格的な作画が好感がもてる。たとえていえば、ボッティチェリやピエロ・デラ・フランチェスカのような輪郭線の美しさである。少し後のダ・ヴィンチはフスマートといって色彩のぼかし技法で量感を生み出したが、ボッティチェリなどは線の美しさ、それと身体バランスの美しさが際立っている。流石景の作画も入念に、その状況や雰囲気にあわせた構図を作り出している。ストーリーは内海聖志という内気な高校生が黒川雪(通称・ユキ)のアドバイスをうけながら、池谷晶(通称・晶先輩)に求愛する。私小説的なところがいい。作家が女性であることも驚いた。いわゆる少女マンガではなくて、男子がよろこびそうな新しいスタイルの漫画である。萌え系の一種かもしれないがケペルは高く評価する。

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