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2009年11月22日 (日)

タケノコと孝行

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   孟宗竹は中国南部の原産で、日本には1736年に薩摩藩主島津吉貴(1675-1747)によって鹿児島にその苗が移入され、またたくまに全国に広まった。孟宗竹がこのように普及したのはタケノコを採るためである。

   孟宗とは中国の晋の時代の親孝行な青年の故事に由来する。孟宗の母が年老いて病気が重くなり、冬、タケノコが食べたがった。孟宗は竹林にいったが、そんな季節にあろうはずがなく、彼は思わず泣いた。すると、たちまち数本のタケノコが出てきた。孟宗は持ち帰って吸い物をつくり、母に供したところ、その病気はたちどころに治ってしまった。

  涙滴ッテ朔風寒シ

  瀟々タル竹数竽

  須庾ニシテ春筍出ヅ

  天意、報ユルコト平安ナリ

       (郭居敬「二十四孝」)

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